昨日行った療育アドバイザー松本先生によるアナログゲーム療育の模様をお伝えします。
今回も発達レベルに合わせて2セッション×2グループで行いました。
1セッション目の2グループの様子です。
まずは、どちらのグループもおなじみのフィッシングゲームからスタートしました。中にはまだ色の一致が難しいお子さんもいるため、このゲームを通じて、療育しています。
2つ目のゲームは、片方のグループが雲の上のユニコーンというすごろくゲームを。もう片方のグループはテディメモリというクマさんの神経衰弱を行いました。
雲の上のユニコーンは、サイコロを振り、ユニコーンを進めながら、宝石を集めるゲームで、数の概念理解を促すとっておきのゲームです。
このグループのお子さん達は、誰一人離席することなく、セッション時間の約40~50分間、自発的にゲームに参加することが出来ました!
もう一方のテディメモリは、同じクマさんを揃える神経衰弱のため、認知向上や記憶力を高める目的があります。前回、あまりゲームに参加できなかった○○君ですが、今回はグループ編成を変えることにより、最後までゲームに参加することが出来ました!
続いて2セッション目の2グループの様子です。
2セッション目は、どちらのグループもキャプテンリノというゲームで、カードを使ってみんなで建物を建てていくゲームからスタートしました。
前回、集団でのゲームになかなか入れなかったおこさんも、今回は初めから参加でき、最後までゲームを楽しむことが出来ました。
始めは低い建物も、みんなでこんなにも高く積み上げられるんですよ(^^♪
2セッション目の2つ目のゲームは、グループ分けせず、みんなでインカの黄金というゲームを行いました。このゲームは相手の出方を意識したり、リスクとリターンを天秤にかけ、自らの行動を選択したり、いわゆる戦略を考えながら進めるため、少し高度なゲームです。
始めは、松本先生主導で始まりますが、次第にお子さん同士でお互いを意識しながら、自発的にゲームを行っていました。
指導員対児童の支援では「指示」が中心となり、どうしても受け身になりがちですが、このように児童同士でゲームを進めることで、指示ではなく「自発的に」療育に取り組むことができます。
集団意識やコミュニケーション能力向上にもってこいのゲームです。
<番外編>
療育プログラム以外の様子をお伝えしている恒例の番外編。
今回は、宿題の様子をお伝えします。
オルオルハウスでは療育プログラムを行うプレイルームとは別に、学習スペースを設けております。独立した空間で勉強や読書を落ち着いてできる環境にしています。
プレイルームと同じ空間で宿題をすることは、お子さんにとってとてもハードルが高いことです。
またこのような独立した空間は、クールダウンをするリソースルームとしても機能しています。
我々大人でも、時には一人になりたい時間がありますものね(;^ω^)
もっとオルオルハウスについて知りたい、オルオルハウスの室内の様子を見てみたいという保護者様、また教育機関関係者などいらっしゃいましたら、下記にお問い合わせの上、ぜひ一度ご見学にいらしてください(^^)/
0428-78-2437
オルオルハウスかすみ