今回も2グループに分けて、プログラムを行いました。
<グループ①のゲーム内容>
・ベルズ
棒の先にマグネットがついており、籠の中にある鈴を多く釣り上げるゲームです。
・テディメモリ
おなじみの神経衰弱ゲームです。このゲームでスタッフが確認しているのが、「記憶力」と「視野」です。中には、いつも手前のカードだけをめくるお子さんもいます。まだ広く視野を取れていないという課題があります。しかしながら、以前と比べると、正規のルールで、集団にしっかり入ってゲームを楽しめるようになりました。
・わたしはだあれ
初登場の「わたしはだあれ」、本来「戦略」を楽しむゲームですが、今回は正規ルールでは行わず、「似ているカードを揃える」というルールで行いました。
初めてのゲームだったため、ルール(似ているカードをそろえる)の理解が出来なかったお子さんもいました。しかし中には、カードの分別や取ったカードを10まで数えることができたお子さんもいました。それぞれ別々の課題を設定することができました。
・雲の上のユニコーン
これも数の理解が求められるゲームです。サイコロで出た目だけコマを進める必要があり、またコマを進めるうちに宝石を取れるので、その宝石の数を数えることも必要です。発達レベルはそれぞれですが、集団に入ってゲームをできるようになったことは大きな成長だと感じています。
<グループ②のゲーム内容>
・ベルズ
グループ①でも登場したベルズです。とても集中してできています。グループ②では、あえてルール変更を2回して、適応能力を見ました。2人とも修正(適応)することが出来ました。
またどこが、より多くの鈴を釣り上げられるか、どのくらいの力で釣り上げたらよいかなど考えながらゲームを楽しんでいました。
・雲の上のユニコーン
指示や補助なしに、ゲームを進めることが出来ました。
・インカの黄金
今回初登場の「インカの黄金」、少し高度なゲームです。リスクとリターンを天秤にかけて選ぶ場面もありますが、理解し、出来ていました。
ゲームが終わってからも「今度いつやるの?来週できる?」と、相当はまっているようです。(笑)
アナログゲーム療育の良いところは、「ゲームを楽しみながら、自発的に療育に取り組める」ことです。松本先生が療育のツールとしてアナログゲームを選んだ理由が、最近少しづつ分かってきました。
次回のアナログゲームは2月10日(水)です。引き続き無料体験・見学もできますので、下記にお問い合わせの上、お子さんと保護者様いっしょにお越しください。
オルオルハウス:0428-78-2437