一昨日行った療育アドバイザーの松本先生によるアナログゲーム療育の模様をお伝えします。
GWの中日とあって、ご利用は4名でしたので、ほぼマンツーマン対応でたっぷり一日遊びました。
ではさっそくグループ①の2名の様子から。
まずは、メイクンブレイクからスタートしました。
メイクンブレイクは、タイマーの制限時間内に、カラフルな積み木を設計カードに描かれている通りにできるだけたくさん組み立てるゲームです。
色認知と空間認知をアセスメントするのに優れたゲームです。
知的な遅れがあまり無くても、空間認知能力が育っていないお子さんもいます。立体アート教室もそうですが、このゲームもこの能力を養うのに良い療育ツールであります。
続いて行ったのがパカパカお馬です。お馴染みのすごろくゲームです。「また?」とお思いかも知れませんが、そもそも大人の「飽きる」と子どもの「飽きる」は明らかに違います。特に低学年のお子さんは同じゲームを何度やってもあまり飽きません。写真からもお分かりになると思いますが、かなり熱中していますね(^^♪
続いてグループ②の様子です。
まずはウミガメの島からです。今回初登場のこのゲームは、自分のウミガメにより多くの卵を産ませるため、ゴールである産卵場所の好条件具合やサイコロ追加振りのうまみとリスクを鑑みながら、双六方式で何度も何度もゴールを目指して進むゲームです。
戦略的思考や計算能力が求められる少し高度なゲームです。
人とのコミュニケーションを好まず、前回は全くゲームに参加できなかった○○君。今回はコンディションも良く、このゲームを含めすべてのゲームに参加し、とても楽しんでいる様子でした♪
酋長ボンバボンです。場のカードに集中しながら、酋長役が叩く太鼓のリズムはいったいどのカードを指しているのかを察知して、ピシャリと〈手の棒〉で叩き、正解カードをたくさん集めるゲームです。
あらら。。同じカードを同時に見つけましたね!でもよく見ると○○君の手の棒の方が下にありますね(^^♪
今後もアナログゲーム療育を通じて、他者との関わり(コミュニケーション)を少しづつ養っていければと考えています。
<番外編>
久しぶりの番外編です。今回は、外遊び(交通公園)の模様を紹介します。
オルオルハウスかすみでは、室内での専門性の高い療育プログラムも最重要視していますが、外遊びも大切な療育の一つと考えています。
お子さんにとっても、天気の良い日は思いっきり外で遊びたいですもんね(^^♪
5月に入社していただいた、メンタルケアカウンセラーの資格をお持ちの氷見さんと○○君の2ショット。
室内での療育支援や指導、外遊びの支援など、とても新人とは思えない対応をしていただいています。とても心強いです。
こちらは、お馴染みの甲斐さんと○○さんの2ショットです。
甲斐さんはオルオルスタッフ最年少ですが、6ヶ月が経ち、指導員としての対応など板についてきました。
こちらは、氷見さんと同期入社でセラピストの資格をお持ちの増渕さんと○○君の2ショットです。
とても笑顔が素敵な方で、とても柔らかい、バランスの取れた支援・指導をされています。この日、○○君のお気に入り先生になって、ずっといっしょに過ごしていました。
昨年11月の開所以来、働いていただいているスタッフの皆さまも新人2人をとても暖かく迎えてくれて、とても感謝しています。
今後もチームオルオルを宜しくお願いいたします。<m(__)m>
オルオルハウスかすみ