昨日行った療育アドバイザー松本先生によるアナログゲーム療育の模様をお伝えします。

今回は、初の試みでオルオルの指導員がゲームを進行し、松本先生はアドバイザーとしてゲームに同席する形を取りました。

既にアナログゲームをやっている水曜日のご利用者数が10人を超えてきたこと、また4月からは毎週水曜の他に、月曜日もアナログゲーム療育をプログラムに組み込む事を踏まえ、今後は松本先生の他、指導員にもゲームを進行してもらうためです。

しかし、ただゲームを進行するだけでは意味がありません。当然ながら「療育」である必要があります。ゲームを進行しながらそのお子さんの発達レベルに合った声掛けや支援が必要です。そのためには障害特性の把握はもちろん、お子さん達が自発的に楽しくゲームに参加しながら社会性や学習能力向上を支援する、とても高度な療育スキルが求められます。

そこで松本先生にお子さんのゲーム療育を進めつつ、指導員の療育スキルアップのための指導も行っていただくことになりました。

前置きが長くなりましたが、グループ①の様子からレポします♪

1保育士のかおり先生による、魚釣りゲームの様子。

サイコロで出た色の魚を釣り上げると同じ色のピースがもらえ、そのピースを自分の型に当てはめていくゲームです。

色の識別ができなかったイケメン○○君でしたが、今回できるようになったんです!!

また自分の順番も守り、最後までゲームに参加できるようになりました。大きな成長を感じます。

2こちらはかえで先生によるテンポカタツムリです。

この他にグループ①では、スティッキーを行いました。

続いてグループ②の様子です。

3グループ②のお子さん達は発達レベルが高く、少し高度なゲームをやっています。

前回のレポでも書きましたが、発達レベルが高くても課題があります。

例えば○○君はゲームでうまく行かないとイライラして投げ出してしまいます。今回もカードが取れずイライラする局面がありましが、それに耐えて離席することなく最後まで参加できました。

もちろん耐えることも大切なことですが、かんしゃくを起こす前に少し場を離れるなど自らの感情をコントロールする力やテクニックも少しづつ教えていければと思っています。

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こちらはインカの黄金というゲームです。大人でも楽しめる戦略や駆け引きのあるゲームです。先ほど申し上げた指導員の療育スキルアップのため、としえ先生とよしこ先生もプレイヤーとしてゲームに参加しました。

松本先生がどういうタイミングでどんな声掛けをしながらゲームを進行しているか学ぶためです。

松本先生のセッションを見ていると、アナログゲームは非常に理にかなった療育ツールだとつくづく感じます。少しでも松本先生のノウハウを吸収し、オルオル全体でのサービスの質の向上につながっていけばと考えています。

次回の療育アドバイザー松本先生によるアナログゲーム療育は、3月30日(水)です。なお前述のとおり、4月からは毎週月曜日と水曜日にアナログゲーム療育を行います。

既に水曜日は定員超過のためご利用できませんが、月曜日はまだ利用可能です。

お子さんのゲーム体験や保護者様のご見学もできますので、下記にお問い合わせの上、お子さんと保護者様いっしょにお越しください。

皆さまのお越しをお待ちしています<m(__)m>

0428-78-2437

オルオルハウスかすみ

 

 

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